【子どもを理解したいママへ】子どもは、なぜ『いつも同じ』にこだわるの?
1歳5ヵ月の息子が
大雪なのに
スノーウエアと長靴を泣いて嫌がって
いつものジャンバーと靴(ファーストシューズ)を指さすんです
それは
『いつもと同じ』にこだわる秩序の敏感期ですね
子どもの謎の大泣きに悩んでいるママ!
『秩序の敏感期』を知ることで
その謎が解けるヒントになるかもしれません。
そして
大泣きする子どもも愛おしくなっちゃうかも!
秩序の敏感期とは
秩序の敏感期は
生後6ヵ月~4歳までにあわられます。
子どもは
何も分からず
この世に生まれてきます。
心地よいママのお腹の中から出てきて
この世の環境に適応しようと頑張っています。
そんな子どもにとって
『いつもと同じである』ということは
『自分がどこにいるのか』
『これから何をするのか』
を理解して
環境と関わるための道しるべになります。
『ここに行ったら、オムツを代えてもらえる』
『こういう抱っこの仕方だから、寝るのかな』
『ご飯を食べたあとは、お風呂だな』
『いつもの場所』
『いつもの順序』
『いつもの所有者』
『いつもの習慣』
を好み
こだわります。
子どもにとって
『いつもと同じ』環境が安心でき
この世に適応しやくすなるからです。
秩序の敏感期の子どもの様子
こんなことはありませんか?
・いつもと同じ部屋じゃないと寝ない
・同じ抱っこの仕方じゃないと泣く
・毎日、同じ服じゃないとイヤ
・パパが食卓の違う席に座るとイヤ
・着替えは靴下からじゃないとイヤ
・いつもと違う道はイヤ
・ママのカバンをパパが持つとイヤ
・自分のオモチャを違う子が使うとイヤ
・お風呂はママじゃないとイヤ
・インターフォンを毎回鳴らす
・同じ本を読んでほしい
などなど
わが家でもおなじみの光景です(泣)
子どもが原因不明の大泣きをしたときは
①自分でやりたかったのかな?
②秩序が乱れたのかな?
という視点で見ると
謎が解けることがあります。
秩序の乱れのキーワードは
『場所』
『順序』
『所有者』
『習慣』
です。
親としてできることは
日ごろからわが子が何にこだわっているか
よく観察しておくことです。
そして
それをできる限り尊重することです。
『いつもと同じだから、今日はいいじゃない』
は、大人の言い分です。
子どもは
『いつもと同じだからやりたい』んです。
お付き合いするのは
ちょっとめんどくさいけど
親子の信頼関係を深めるポイントです。
『いつかは終わりがやってくる』と考え
わが子のちょっと変なこだわりを
楽しんじゃいましょう。
(モチロン、毎日毎回は無理なので、ママの負担にならない範囲で)
ちなみに
うちの娘っ子は
1歳半から1年間
外出するときは、必ず
チェックのツバ付き帽子を前後ろ逆に被り
手には赤い毛糸の帽子を持っていました。
保育園の入園式でも、真夏でも。
ほんと、超絶こだわりのある子だったなぁ。
4歳になった今
こだわりは、ほとんどなくなってきました。
(成長が、少し寂しいような複雑な親心です)
娘っ子2歳4ヵ月。入園式にて。
普段履いていない靴下も脱ぎたい。
もちろん、脱いで、入園式に参加しました……。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
白目を剝きそうな日も
記憶が飛びそうな日も
すべての日々が愛おしくなりますように。