【悲鳴をあげそうなママへ】子どもは、なぜ、ダンゴムシを持ってくるの?
子どもが、手のひらを広げて見せてくれたら、そこにダンゴムシがのっていて、悲鳴をあげそうになりました。
分かります。
ダンゴムシって、可愛いのかそうでないのか、よくわかりませんよね(笑)
ダンゴムシをママに見せに来てくれる。
それは、『ちいさいものへの敏感期』ですね
今回は、お散歩をしていて、アリやダンゴムシに興味を持ち始めた頃のお話です。
アリの行列やダンゴムシを見つけた時、しゃがみこんで、じぃーっと見入ってしまうことはありませんか?
急いでいる時には、少し焦っちゃう子どものこの行動。きちんと理由があるんです。
この理由を知ったら、小さな手のひらにのったダンゴムシに悲鳴をあげなくなるかも?!
『小さいものへの敏感期』とは
赤ちゃんは、生まれたときは30㎝くらいの距離にしか焦点を合わせる力がありません。
だから、一生懸命焦点を合わせる練習をします。
1歳過ぎから3歳前くらいまでの期間、子どもは、ちいさいものを見ることに興味を示します。
それが『ちいさいものへの敏感期』です。
この時期の子どもは、アリやダンゴムシといった、ちいさくて、細かく動くものに焦点を合わせて、くっきり見ることができたときに、大きな喜びを感じます。
アリの行列やダンゴムシを見つけた時、しゃがみこんで、じぃーっと見入ってしまう理由は、ここにあります。
この時期におススメのアイテム
こんな時期におススメなのが、センサリーボトル。
ボトルの中で、ゆっくりと漂うキラキラしたものを見るのに、夢中になります。
センサリーボトルなら、お散歩に行けない日でも、家の中で、子どもに大きな喜びを与えてあげることができます。
手のひらのダンゴムシを見せてくれたときは
アリやダンゴムシを、見るだけではなく、こんな行動をしませんか?
・ダンゴムシをつまんで、ママに見せに来てくれる。
・洋服についている小さな毛玉をとろうとする。
・床に落ちていた髪の毛をつまんで、ママのところに持ってきてくれる。
・ママのシャツのボタンが気になる
ちいさいものを見たい時期は、親指・人差し指・中指が上手に使える時期でもあるので、ちいさなものをつまむ、ちいさなものに触ることも、子どもにとっては、未知との遭遇のような体験で、嬉しくて仕方ないのです。
床に落ちていた髪の毛を持ってきてくれたときや、小さなグーの手を広げて、ダンゴムシを見せてくれたときは、『上手につかめたね』と認めてあげることで、子どもの力は伸びていきます。
実は、娘っ子、1歳3ヵ月の時、ダンゴムシをつまんで、食べました。
まずかったのか⁇すぐ吐き出しましたが、この時のことを覚えているなら、どんな味や感触がしたのか、聞いてみたい(笑)
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
晴れた日のお散歩で、ママも一緒にダンゴムシ探しを楽しめますように。