【ママ、涙す】かくれんぼしていた娘っ子の優しさ
娘っ子を傷つけるのが怖かった過去
第一子の娘っ子。
新米ママは、右も左も分からない中で、娘っ子の将来のために、何をやってあげるのがいいのか、そんなことで頭がいっぱいだった気がします。
育児書に
『子どもの脳は傷ついたら、元には戻らない』
と、書いてあるのを読んで
『こんなことしたら、娘の脳が傷つかないかな』
『こんな言い方をしたら、娘の脳を傷つけてしまうんじゃないかな』
なんてことを気にして、うまくコミュニケーションが取れなかったことも。
『脳が傷つく』って、どんなんやねん!どうやって証明するねん!
って、今なら笑い飛ばせますが、当時は、
『ママが、子どもを傷つけるなんてあってはならない』
と、思い込んでいました。
娘っ子の子育てで、後悔していること
『娘っ子のために』と思ってやったことで、一番、後悔しているのは、知育と習い事。
知育や習い事をやることを否定してるのではなく、そのやり方がまずかったなぁと。
娘っ子の気持ちや意思を尊重せず、『親がやらせている』状況は、娘っ子を追いつめていたんじゃないかな。
それこそ、娘っ子を傷つけていたんじゃないかな。
4歳になって、自分の気持ちや意思をハッキリ伝えられるようになった娘っ子。
週6日でやっていた習い事のほとんどを辞めました。
辞める理由は、『男の先生が嫌』とか、『帰りが、暗くなるのが怖い』とか、何とも言えないものが多かったんだけど・・・・・・
娘っ子が、きちんと『嫌なことを嫌』と言えたことが大事かなと思って。
私自身が、嫌なことでも笑ってごまかすタイプで、後々しんどくなることが多いので、娘っ子には、自分の気持ちを伝えられるようになってほしいと願っています。
優しさは、余白から
習い事のほとんどを辞めた娘っ子に、生まれた変化は
・お友達と遊ぶ時間が増えて、不器用ながらにも、一生懸命お友達と関わる姿を見ることができるようになった
・折り紙やお絵かきなど、創造的な遊びを工夫を凝らして一人でやるようになった
・お人形さんでのごっこ遊びに夢中になるようになった
そして、一番は、人に優しい気持ちを見せるようになったこと!
弟にも優しくしてくれる時があって、ママ、感動!
幼稚園で色んな工作をしたり、絵を描いて帰ってきてくれるときも
『これは、ママのお土産』
『これは、パパ』
『これは、○○くん(弟)』
って、家族全員のことを思いながら、作ってきてくれます。
本当に、家族思いで、優しいなぁ。
そんな優しさを、習い事の忙しさで表に出せてあげられなかったんだなぁ。
ママだって、自分に余裕がないとき、子どもたちにイライラして、優しくできないもんね。
娘っ子だって、それは同じだよね。
それに気づくまでに、少し・・・・・・だいぶ、遠回りしてしまって、ごめんね。
娘っ子のために『やってあげたい』って気持ちでいっぱいだったんだけど、娘っ子には、娘っ子のペースがあって、やらされることで得られるものって、ほとんどないんじゃないかな。
子どもは、『自分の適切な時期に、自分の力で伸びていく』って、本当にそうだなぁと最近思います。
心優しい娘っ子。
お友達とうまくいかずに落ち込むこともあるけれど
『私は、優しいからそんなんせん』
とか
『私は、優しいからそんなん言わん』
って、言っているあなたは、素敵です。
その素敵さを、大切にしてあげたいと思っているママです。
笑い合いながら、時には、つまづきながら、一緒に成長していこうね!
あなたたちが、毎日、元気でいてくれることが、ママの何よりの幸せです。