【「静かにしてて」と言う前に】モンテッソーリ教育における「言語の敏感期」ってなに?

emi
子どもって、ある時期になると急におしゃべりが止まらなくなったり、新しい言葉をどんどん覚えていきますよね。
モンテッソーリ教育では、こうした「言葉をぐんぐん吸収する時期」を 言語の敏感期 と呼んでいます。
今日は、ママの子育てに役立つように、この言語の敏感期についてわかりやすくまとめてみました。
言語の敏感期はいつ始まるの?
モンテッソーリ教育では、言語の敏感期は 0歳から6歳ごろ にかけて訪れるとされています。
- 0~1歳ごろ:耳で音をため込み、「ママ」「パパ」などの簡単な言葉を模倣。
- 1~3歳ごろ:語彙が爆発的に増えていく時期。質問攻めの「なんで?」が始まるのもこの頃。
- 3~6歳ごろ:文法を理解し、ストーリーを語れるようになる。
まさに、言葉の“黄金期”といえる大切な時間です。
書くことの敏感期について
書くことの敏感期は、3歳から5歳までが該当します。
「書くことの敏感期」は「読むことの敏感期」よりも先に出ます!だから、まだ文字が読めなくても大丈夫!
目でしっかり見ながら書いてみたい時期で、言葉で表現・整理をしたい気持ちの現れです。
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敏感期に大切にしたいこと
① たくさん「話しかける」
赤ちゃんがまだ言葉を返せなくても、日常のことを語りかけてあげましょう。
「おむつ替えるね」「赤いお花が咲いてるよ」など、実況中継のように話すことで、子どもの中に自然と語彙がたまっていきます。
② 「聞く力」を育てる
子どもが話しているときは、できるだけ手を止めて目を見て聞いてあげましょう。
「自分の言葉が大切にされている」と感じると、もっと表現したくなるんです。
③ 本や絵本で世界を広げる
絵本は言葉の宝庫!毎日の読み聞かせは、想像力や語彙力をぐんぐん育ててくれます。
同じ本を何度も読みたがってもOK。繰り返しは、子どもにとって安心と学びにつながります。
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ママへのメッセージ
言語の敏感期は、親にとって「ちょっと大変」と感じることもあります。
質問攻めや、言葉のマネばかりで疲れてしまう日もあるでしょう。
でも、この時期にしっかりと愛情をこめて「聞いて」「話して」あげることで、子どもの言葉の土台が一生の財産になります。
肩の力を抜きながら、子どもとの会話を楽しむつもりで過ごしてみてくださいね。
✦まとめ
- 言語の敏感期は0~6歳ごろに訪れます。
- 話しかける・聞く・読むが大切です。
- 子どもとの会話を楽しむことが、一番の学びになります。
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