【『子どもの自立』ってどういうこと?!】モンテッソーリ教育が教える『親が子どもに押し付けない本当の自立』


うちの子、もう3歳で、保育園では自分でやっているのに、家ではなかなか自分で靴を履こうとしてくれなくて……。自分で履くように、もっと厳しくいった方がいいのかな?

保育園でできているなら、やれる力があるので大丈夫です。
家でやろうとしないのは、ママに甘えたい気持ちがあったり、疲れていたりするのかもしれません。

でも、何でも自分でさせた方が早く自立するんじゃないかと思って……。SNSを見ていて、何でも自分一人でやっているお子さんを見ると、自分の子が何もできていないと焦ります。

早く一人で何でもできるようになることが本当の自立なんでしょうか?
1. 「自立」は“親から離れること”ではない
モンテッソーリ教育でいう自立とは、ただ「一人で全部できる」ことではなく、自分で選び、考え、行動する力を育てることです。
たとえば「自分の靴を選んで履く」「遊ぶおもちゃを自分で決める」といった小さな選択の積み重ねが、子どもの“自分で生きる力”につながります。
2. 親の役割は「環境を整える」こと
押し付けるのではなく、子どもが自然に自分でやりたくなる環境を用意するのが大切です。
- 服を子どもの目線の高さに置く
- おもちゃは少しずつ出して選びやすくする
- 「自分でやりたい」と思ったときに取り組めるように準備する
これによって「ママがやらせたから」ではなく「自分でやった」という達成感を味わえます。
ポイントは、服を自分で選んだり、自分でかけられる高さであること。
こちらは、服が増えがちな女の子の服もたっぷり収納できます。
玄関には、こちらを置いて、コートをかけたり、カバン置きにしています。
モンテッソーリ教育では、1歳半ごろを目安に、机と椅子を子どもに与えることをすすめています。
机の上に、ちょっとしたドリルやシール貼りなどのアイテムを目につくように置いておくと、自然と集中してやっています。
3. 「待つ」ことで自信を育てる
忙しいとつい手を出したくなりますが、子どもが時間をかけて試行錯誤すること自体が学び。
例えば靴を履くのに5分かかっても、できた瞬間の「できた!」という気持ちは親が与えられない自信になります。
4. 声かけの工夫
押し付けにならないために、指示ではなく選択肢を与える言葉がけがおすすめです。
- 「早く着替えて!」 → 「赤い服と青い服、どっちにする?」
- 「片付けなさい!」 → 「積み木から片付ける?それとも絵本から?」
子どもは自分で決めたと感じることで、主体的に動けるようになります。
日常の生活の中で、選ぶ場面をたくさん作ることで、将来、『自分はこうしたいんだ』という意志力を育てることにもつながります。
選択肢は、3歳頃までは、二択がお勧めです。生後3ヵ月ごろの赤ちゃんでも、視線で自分はどうしたいか教えてくれます^_^
5. 親も「完璧」を手放す
子どもの自立はすぐに結果が出るものではなく、ゆっくり積み重なっていきます。
「まだできない」ではなく「今は練習中」ととらえると、余裕をもって見守れます。
まとめ
モンテッソーリ教育では、親が「やらせる」のではなく、環境を整えて、子どもが自分で選び、試し、失敗して学ぶことをサポートするのがポイント。
「親が子どもに押し付けない自立」とは、親が一歩下がって子どもの主体性を信じることから始まります。
