【比べる育児からの解放】モンテッソーリ教育が教える『ありのままの子どもを見つめる』大切さ
子育てをする中で、他の子どもと自分の子どもを比べてしまうことことありませんか?公園や幼稚園・保育園、SNSでの何気ないやり取りの中で、「あの子はもうこれができるのに」「うちの子はまだ…」と不安になる瞬間、ありませんか?
しかし、その「比較」というプレッシャーは、親にも子どもにもストレスを与えてしまいます。今回は、モンテッソーリ教育の考え方を通して、「ありのままの子どもを見つめる」ことの大切さをお伝えしたいと思います。
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育は、イタリアの医師で教育者であったマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。その中心にあるのは、「子どもは一人ひとり異なる成長のペースを持つ」という考えです。モンテッソーリは、子どもを「未来を創る存在」として尊重し、大人はその自然な成長を支える“ガイド”であるべきだと説きました。
この教育の理念は、他の子と比較するのではなく、自分の子どもを「その子自身」として見つめることの大切さを教えてくれます。
モンテッソーリ教育では、「比較」ではなく「観察」を重視します。
「他の子どもが何ができるか」に注目するのではなく、次のような視点で「わが子の行動」を観察してみてください。
『何に興味を示しているのかな?』
『何に没頭するときが一番楽しそうかな?』
『今、どのような力を伸ばそうとしているのかな?』
モンテッソーリは、「子ども一人ひとりの発達段階は異なる」ということを強調しています。ある子が3歳で文字を読めるようになっても、別の子が6歳で同じことを始めるのは全く自然なことです。それぞれの子どもが、それぞれのタイミングで成長していくのです。
「今」を見つめることで見えてくるもの
他人の子と比べると、どうしても「うちの子も早く追いつかせなければ」という焦りが生まれがちです。しかし、その焦りは、子どもから「今この瞬間」を楽しむ喜びを奪ってしまうことがあります。
「文字を書くこと自体を楽しんでいる」娘っ子の姿を書いたブログ記事です。クリックして、ご覧ください^_^
親自身も「完璧」である必要はない
モンテッソーリ教育は、親にとっても「完璧さ」を求めるものではありません。むしろ、親が自分を責めずに「できることを少しずつやっていく」ことを大切にしています。育児の中で他人と比べてしまうのは、自然な感情です。それに気づいたとき、自分を責めるのではなく、「比べてしまった自分」に優しく寄り添ってみてください^_^
例えば、「今日はつい他の子と比べてしまったな」と感じたら、「でも、わが子が今日見せてくれた笑顔を見逃さなかったこと」を褒めてあげてください。そんな小さな気づきが、子育ての安心感を育んでいきます^_^ママの安心感は、子どもにも伝わります。
「ありのまま」を信じて、一歩ずつ前へ
モンテッソーリ教育が教えてくれるのは、「子どもも、親も、それぞれのペースで成長していく」というシンプルで力強い真実です。育児のゴールは「他の子どもと同じになること」ではなく、「わが子がその子らしく成長」し、親自身もその過程を楽しむことです。
私は、モンテッソーリ教育を知ることで、娘っ子への思いが変化しました。こちらのブログ記事をクリックして、ご覧ください^_^
「比べる」ことに気づいた時には、わが子の「今」に目を向けてみてください。どんなに小さな成長でも、その瞬間が親子にとって大切な一歩です^_^
他人の子どもと比べるのではなく、わが子の「ありのまま」を見つめる。そうすることで、育児はもっと楽しく、豊かなものになるはずです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
モンテで、愛おしさ溢れる子育てになりますように^_^