モンテの基本の『き』

【私は、こうしたい!】決められる人になるための『意思力』の育て方

emi
asa
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夕飯に食べたいものを聞いたとき、子どもが『何でもいい』って、いつも言うんです・・・・・・。

emi
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食べるもの、着るものなど、毎日、選択の連続ですよね。

『選ぶこと』には、練習が必要なんです。

 【そらとぶひよこ】では、《『自分で選んで、決める力』で『幸せな大人』なる!》をスローガンにかかげています。今回は、その理由を書きました。最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

一生続く『選ぶ』こと

朝起きた瞬間から、何を食べようか、何を着ようか・・・・・・

生活の中には、選択する場面がいっぱい!

それだけでなく

将来的には

学校、部活、就職、結婚など大きな選択をする場面も!

人生は、選択の連続!

適切な決断を下すには、練習が必要です。

だから

幼い頃から

生活の中で選ぶ体験をすることが大切です。

何をしていいか分からない子ども

環境にモノ(オモチャ)が溢れすぎていて選べない場合

また

間違ったり、失敗することがイヤで選ばない子どももいます。

けれども

最も多い原因は

大人が子どもの選択に介入してしまうことです!

「どれがいい?」

と、子どもに聞く前に

「これ、楽しそうじゃない?これ、好きだと思う」

よかれと思って大人がいつも決めてしまう・・・・・・。

毎回大人が決める度に

子どもが選ぶ体験

つまり

小さな決断を下す機会を奪ってしまいます。

自分で選ばなくてもよい生活習慣が続くと

その子どもは受け身になり

失敗しそうなことには

手を出さなくなり

チャレンジしなくなりがちです。

そらとぶひよこでの自己選択

emi
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そらとぶひよこでは、たくさんの選択の場面を作っています

教材・教具は

目的なく並べているわけではありません。

お子さんが『選びたい!』と思える

魅力的な教材・教具を用意し

自分で選びやすいように配置しています。

それぞれのお子さんに合わせた教材・教具で

『自分で、できた!』『自分で選んでよかった!』

と、思える難易度に設定しています。

『自分で、できた!』という達成感を得ることで

『自分は、やればできる』という

信念が持てるようになります。

ただ

教材・教具を使うことは

モンテッソーリ教育のほんの一部分だと

捉えています。

子どもの育ちに一番必要なのは

子ども自身の発達する力を信じる

周りの『大人の接し方』であると考えています。

そのため

レッスンでは

お子さんが自分で選んで、決めたことを尊重し

『自分は尊重してもらえる存在だ』という

安心感の中で

『自分で、選んで決める』勇気を応援します。

お子さんが勇気をだして

自分で選択をして

小さな決断をする場面を

愛を持って見つめます。

日常生活の中で、『選択する』練習を

『何にする?』『どうする?』

具体的なものがない

また

選ぶものが多すぎる場面では

お子さんは

選択することができません。

『選ぶこと』を練習するポイントは

AかBか

『二者択一』にすることです。

お子さんにTシャツを見せて

『今日は、どっちが着たい?赤いTシャツ?青いTシャツ?』

と、選ばせてあげてください。

成長とともに

選択肢を増やしていくといいですし

5、6歳になると

もう選択肢は必要ではなくなるかもしれません。

そのうち

自分で

『わたしは、○より、□がいい』と

判断できる時期がやってきます。

ぼくちーのお買い物

2歳になったぼくちー。

車が大好きで

車の絵柄のTシャツしか着ません・・・・・・。

ママの趣味の服は着てくれないのね(T_T)

と、何となく悲しい気持ちにもなったり(笑)

どうせ

ママの選んだ服を着てくれないならと

ぼくちーと

秋に向けて長袖の服を買いに行きました。

たくさんある服の中から

めざとく車の絵柄を見つける

ぼくちー(^_^;

好きなものって

引力強いのね(笑)

たくさんは買ってあげられないので

『これとこれ、どっちがいい?』

と、見せて、聞きながら

ショッピングしました。

そうすると

車だったら何でもいいのかと思っていたぼくちーが

実は

重機が好きだったことが判明!

重機の服を選んだ時の

喜びにあふれた笑顔に

ママは

メロメロになりました(笑)

何枚でも買ってあげたい気持ちになったけど

そこは

グッと我慢我慢(笑)

おわりに

子育てをしていると

わちゃわちゃ過ぎていく毎日・・・・・・。

いいと分かっていても

選択の場面なんて作れない・・・・・・。

その気持ち

ものすごく分かります。

だから

本当に小さな選択でいいのだと思います^_^

『おやつは、ビスコとゼリー、どっちがいい?』

『飲み物は、お茶と牛乳、どっちがいい?』

手を抜きたいご飯のとき

『パンとうどん、どっちがいい?』

などなど。

ママが

『自分の選択を尊重してくれる』

と感じた子どもは

自分の選択や決断に

『自信』を持てるようになります。

自信があれば

自分には少し難しいかな

と感じることにも

自分で選んで挑戦していける子になっていきます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

【そらとぶひよこ】では

モンテッソーリの考え方をベースに

愛おしさ溢れる

子育てを応援しています^_^

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ABOUT ME
Emi Osada
Emi Osada
保健師2年|養護教諭6年
発達サポーター
京都府福知山市のモンテッソーリ教育ベースの幼児教室『そらとぶひよこ』
周りの子と比べる子育てで、イライラしていた私が、モンテッソーリ教育と出会い、ありのままの子どもを愛するママになれました。
教室では「子どもたちを愛で包み込み、子どもたちが安心感を持って、様々なチャレンジをすることで、自信を持ち、自己肯定感を高め、豊かで幸せだと感じる人生を送れるように」応援したいと考えています。
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